2020年02月28日(金)15:35(日本時間)となり、韓国株式市場が終了しました。この時点で通貨安の進行が心配される韓国通貨「ウォン」の状況を見てみましょう。ドルウォンチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
長い上ヒゲがありますが、現時点では陽線でウォン安が進行しています。ただし、始値「1ドル=1,212.31ウォン」で(現在の)終値「1ドル=1,213.63ウォン」ですからわずか「1.32ウォン」の薄いウォン安です。
通貨安ですので当然株安なわけですが、本日の韓国株式市場はまったくお通夜のような状況でとにかく下げ一色でした。以下がKOSPI(韓国総合株価指数)の日足チャート(ローソク足1本が1日の値動きを示します)になります。
為替の方は薄い通貨安で済んでいますが、株式市場の方は「薄い」などという形容では済みません。先の記事で「2,000を割りました!」とご紹介したのですが、終値は「1,990」をも割り込みました。前日終値比で「約3.31%」の下落ですので、プチ暴落といえるでしょう。
とりあえず、この15:34現在では「ウォン安・株の大幅安」です。ただし、為替市場はこれからも動きます。昨日もそうでしたが、この時間帯からウォン高方向へひっくり返されることがしばしば。アメリカ時間が終了し、28日の値が確定するまでまだ12時間以上あります。
また随時、記事を制作してウォンドルの状況をご紹介します。
追記その02
2020年02月28日(金)が締まりましたので以下の記事を制作いたしました。非常に強力なウォン高方向への動きがあり、結局……といった終幕になりました。本記事に併せてお読み頂ければ幸いです。
追記その01
やはり韓国時間を過ぎてからウォン高方向への動きが強まりました。焦点は「1ドル=1,206.8ウォン」およそ1,207ウォンに引けるウォン高のレジスタンスタインがもつかどうかになってきました。28日(金)23:56現在までの動きを以下の記事にまとめましたので併せてお読み頂ければ幸いです。
(柏ケミカル@dcp)