2025年02月07日に『韓国銀行』がデータを公表しましたので、2024年の国際収支統計が締まりました。以下に経常収支の部をまとめます。
2024年
貿易収支:1,001億2,690万ドル
サービス収支:-237億160万ドル
第1次所得収支:266億1,930万ドル
第2次所得収支:-40億170万ドル
経常収支(上記4つの合計):990億4,290万ドル
⇒データ出典:『韓国銀行』公式サイト「ECOS」
2025年02月10日に日本の財務省が2024年の経常収支のデータを公表しています。以下をご覧ください。
2024年
貿易収支:-3兆8,990億円(赤字縮小)
サービス収支:-2兆6,162億円(赤字縮小)
第1次所得収支:40兆2,072億円(黒字拡大:過去最大)
第2次所得収支:-4兆4,305億円(赤字拡大)
経常収支(上記4つの合計):29兆2,615億円(過去最大)
韓国の皆さんの中には、いまだに「日本は貿易赤字国だ。韓国は黒字だ」などと誇る向きがありますが、ばかな話です。
何度もご紹介しているとおり、日本はもはや貿易に依存した国ではありません。2011年以降は、海外からの所得・配当(第1次所得収支)で稼ぐ国になっており、とうとう過去第1次所得収支が過去最大の40兆円に達しました。
2024年の経常収支「29兆2,615億円」も(比較可能な1985年以降で)過去最大の規模となりました。
韓国と比較できるようにドル建て(2025年02月14日のレート「1ドル=152.54円」)で計算し、日韓を比較すると以下のようになります。
韓国 | 日本 | |
貿易収支 | 1,001.3億ドル | -255.6億ドル |
サービス収支 | -237.0億ドル | -171.5億ドル |
第1次所得収支 | 266.2億ドル | 2,635.8億ドル |
第2次所得収支 | -40.0億ドル | -290.4億ドル |
経常収支(上記4つの合計) | 990.4億ドル | 1918.3億ドル |
日本の経常収支は過去最大となり、韓国のほぼ2倍あるのです。
いまだに韓国では「日本はじきに滅ぶ」と妄想を語る方がいらっしゃいますが、自国のことを心配した方がいいでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)