中国外交部が2026年03月25日の定例記者ブリーフィングで興味深い発言を行っていますので、ご紹介しておきます。日本の教科書に文句をつけています。
完全な内政干渉ですし、「じゃあ中国がやってることは何なんだ」――という「おまいう」案件です。
以下にQ&Aを引いてみます。
『深セン衛視』記者:
報道によると、日本の文部科学省は03月24日、2027年度から使用される高校教科書の検定を行い、一部の教科書が日本軍「慰安婦」および強制労働問題について「強制は存在しなかった」とする表現を用い、釣魚島は日本の「固有の領土」であるとの表現を固定化したとされています。これについて中国側はどのようにコメントしますか。
林剣:
教科書検定において言葉遊びを弄して史実を曖昧にし、歴史責任を薄め、回避することは、日本側が自らの侵略の歴史を否認し歪曲する常套手段である。中国側はこれに対し強い不満を表明し、断固として反対し、すでに日本側に厳正な申し入れを行った。
戦後、日本は終始軍国主義と完全に決別することができず、靖国神社には現在も14名の甲級戦犯が祀られている。
強制的な「慰安婦」および強制労働は、日本の軍国主義が対外侵略・拡張の過程で犯した重大な反人道的犯罪である。これは国際的に公認された歴史的事実であり、確固たる証拠があり、改ざんは許されない。
強調したいのは、釣魚島およびその附属島嶼は古来より中国固有の領土であり、中国側はこれに対して争う余地のない主権を有しているという点である。
日本側が教科書でどのような動きを行おうとも、釣魚島が中国に属するという事実は変わらない。中国の領土主権を損なおうとするいかなる言動も無駄である。
中国側は、韓国側も日本の教科書問題、すなわち独島や「慰安婦」に関する内容について厳正な申し入れを行い、強い抗議を表明したことに注意している。
これは、日本の極右勢力が歴史を改ざんし、日本国民の歴史観を誤導する行為が、アジア近隣諸国を含む国際社会の高度な警戒と強い憤慨を引き起こしていることを反映している。
われわれは日本側に対し、侵略の歴史を直視し反省し、軍国主義と明確に一線を画し、日本の若い世代に歴史の真相を理解させ、責任ある態度で歴史問題を適切に処理するよう厳粛に求める。
そうでなければ、アジア近隣諸国および国際社会からさらに信頼を失うことになる。
「釣魚島およびその附属島嶼は古来より中国固有の領土」と大ウソを述べています。
歴史を改ざんしているのは、中国共産党の方です。中国側が教科書でどのような動きを行おうとも、魚釣島が日本に属するという事実は変わりません。
面白いのは、中国外交部の報道官が「韓国も」同じ主張をしている――と「中国 + 韓国 vs 日本」の構図に持ち込もうとしていることです。
韓国の外交部は2026年03月24日に以下のような声明を出しています。
報道資料
報道時点 配布即時配布 2026.3.24.(火)日本の高等学校教科書検定結果に対する外交部報道官声明
わが政府は、日本政府が03.24.(火)、自国中心の歴史観に基づき過去の歴史的事実を歪曲する高等学校教科書を検定通過させたことに対し、強く抗議し、即時の是正を求める。
特に、歴史的・地理的・国際法的に明白なわが固有の領土である独島に対する無理な主張が盛り込まれた教科書を日本政府が再び検定通過させたことに対し強く抗議し、独島に対する日本のいかなる不当な主張も受け入れることはできないことを明確にするものである。
また、わが政府は、当該教科書が日本軍慰安婦被害者および強制徴用に関連する強制性を希薄化するなど歪曲された歴史叙述を含んでいることに対し強い遺憾を表明し、日本政府がこれまで自ら明らかにしてきた過去史に関する謝罪と反省の精神に基づき、歴史教育に臨むことを改めて求める。
日韓両国の未来志向的な関係構築のためには、未来世代の正しい歴史認識が基礎とならなければならないだけに、日本政府が歴史を直視する中で、歴史教育においてより責任ある姿勢を示すことを望む。終わり。
「日本政府が03.24.(火)、自国中心の歴史観に基づき過去の歴史的事実を歪曲する高等学校教科書」と愚かなことを書いています。
日本の教科書が日本中心の歴史観に基づくのは当然です。
世界最悪の反日国家・韓国の言うことですが愚かとしか評しようがありません。韓国政府は(中国政府も)「自分たちの主張しか正しくない」とする態度ですから、話し合いなど一切無駄です。
「未来世代の正しい歴史認識」とも書いています。「正しい歴史認識」とは何でしょう?
中国・韓国は「事実認識から歪んでいる」ので、そんなものに正しさなどありません。あるのは自分都合の認識だけです。
中国と韓国は歴史を直視し、歴史教育においてより責任ある姿勢を示すべきでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)






