韓国メディアが報じている――というのが面白いのですが。
『中央日報』がアメリカ合衆国と中国が国連の分担金を納付しないので、早ければ2026年08月にも立ち行かなくなる――という記事を出しています。
以下に記事から一部を引きます。
国際連合(UN)が破産の危機に追い込まれている。
予算のかなりの部分を負担しているアメリカと中国が分担金を納めていない、あるいは納付を遅らせているため、08月には保有している現金が底をつく可能性があるためだ。
31日(現地時間)、国連によると、国連行政予算委員会は05月07日に発表した財政報告書で、「資金繰りが急速に悪化している」とし、「残高は08月中旬に枯渇するだろう」と明らかにした。
アントニオ・グテーレス国連事務総長は、「国連は破産へ向かって突き進んでいる。財政崩壊が現実化する可能性が極めて高い」と警告した。
08月はグテーレス事務総長の後任となる新事務総長の選出手続きが本格化する時期であるため、国連の指導体制にも赤信号が灯る可能性があると、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は見通している。
(中略)
財政難の原因は合衆国と中国である。
昨年基準で、合衆国が負担することになっている国連通常予算分担金は、基本財政の22%を占める。中国も20%を負担している。
しかし現在、アメリカは総額42億8000万ドル(約6兆4000億円)以上の分担金をまだ納めていない(滞納額と未納額を合わせた規模)。
(後略)⇒参照・引用元:『中央日報』「전쟁도 못 막고, 美中 돈줄 죄기에 8월 재정 고갈…위기의 유엔 [출처:중앙일보] https://www.joongang.co.kr/article/25432696」
読者の皆さまもご損時のとおり、合衆国のトランプ大統領は既存の国際機関を無視するかのような態度を取り続けています。
判断基準は「それは合衆国の役に立ってるの?」です。
これまで自由貿易体制を守ってきた『WTO』(World Trade Organizationの略:世界貿易機関)すらもガン無視しています。

上掲記事でご紹介したとおり、2025年08月07日、USTRのJamieson Lee Greer(ジェイミソン・グリア)長官が明確に『WTO』体制を粉微塵に砕く表明を行っています。
国連もまた予算不足による機能不全に陥りつつあります。
日本は国連こそ国際秩序をもたらす組織と考えがちですが、全然そんなことはありません。「連合国軍」に端を発する組織で、その意味では、まあ国際秩序をもたらすものでした。
しかし中国共産党に入りこまれ、多数派工作が行われている現状など、もはや国際秩序をもたらしているとはいえません。
韓国も国連を崇めがちで、国連事務総長を「世界大統領」などという変な国です。しかし、中国に引っ張られて韓国も国連という組織を軽んじ出すでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)





