2026年10月26日、韓国『サムスン電子』の2026年第3四半期の業績が公示されました。
異常なほど絶好調な結果となっています。
単期で見ると、対前年同期比で総売上「+125.88%」、営業利益「+783.11%」、当期純利益「+514.58%」の爆増です。
総売上は約2.2倍、営業利益は約8.8倍、当期純利益は約6.1倍になったわけです。以下は公示データです。
2026年第3四半期
総売上:195兆2,532億ウォン(126.88%)
営業利益:107兆4,405億ウォン(783.11%)
当期純利益:75兆1,361億ウォン(514.58%)2026年第1~3四半期累計
総売上:500兆6,261億ウォン(108.80%)
営業利益:254兆1,657億ウォン(980.30%)
当期純利益:193兆9,859億ウォン(658.79%)※( )内は対前年同期比の増減
⇒『韓国金融監督院 公示システムDART』公式サイト
2026年第1~3四半期累計では、対前年同期比で総売上「+108.80%」、営業利益「+980.30%」、当期純利益「+658.79%」です。
総売上は約2.0倍、営業利益は約10.0倍、当期純利益は約7.5倍になったわけです。
絶好調な業績を叩き出しました。
『サムスン電子』は「HBM4(高帯域幅メモリー)の販売を大幅に拡大するとともに、サーバー向けSSDの需要増加に積極的に対応し、過去最高の業績を更新した」と明らかにしています。
――事業別に見ると以下のような結果となっています。
| 事業部門 | 事業内容 | 売上高 | 営業利益 |
|---|---|---|---|
| DS | 半導体 | 147兆1,000億 | 106兆5,000億 |
| DX | モバイル/テレビ・家電 | 52兆1,000億 | ▲8,000億 |
| SDC | ディスプレー | 8兆 | 1兆1,000億 |
| Harman〈ハーマン〉 | 車載機器・ライフスタイル | 4兆3,000億 | 6,000億 |
スマートフォン事業(MX/ネットワーク)は、07~09月期にも6,000億ウォンの営業損失を記録。
「搭載するメモリーの単価上昇に伴って製造原価が急騰し、収益性が悪化した」とのこと。
「原価負担により前年同期比では利益が減少したものの、旗艦製品の比率拡大によって損益を改善した」と明らかにしています。
家電・テレビ事業は2,000億ウォンの営業損失を記録。ワールドカップなどの国際スポーツイベントが終了し、売上高が減少した――とのこと。スマートフォン事業と家電・テレビ事業を合わせて8,000億ウォンのマイナスです。
注目しておきたいのは、『サムスン電子』の四半期営業利益の99.2%を、半導体事業だけで生み出したことになります。
面白いのは、過去最高の業績を更新した『サムスン電子』ですが、以下のように株価が下がったことです。

得てしてこういうものです。
(吉田ハンチング@dcp)


