2020年07月31日(金)が(ほぼほぼ)締まりました。08月01日06:43現在、ドルウォンチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
陽線に転じました(笑)。2020年07月最後の日は、「1ドル=1,194ウォン」までウォン安が進行して幕となりました。
07月31日のプライスアクション全体を、ローソク足1本が1分間の値動きを示す「1分足」で見ると以下のようになります。
まず「1ドル=1,191.2ウォン」から上(ウォン安方向)への進行がなかなかできませんでした。しかし、天底となった「1ドル=1,186.63ウォン」、およそ「1ドル=1,187.8ウォン」と下値を切り上げます。
およそ「1ドル=1,189ウォン」で底を固めて上昇。この21:13ごろからの上昇は強く、「1ドル=1,195.59ウォン」まで達し、ここが天井となりました。
これを超えるプライスアクションを見せる時間は残念ながらなかったのです。
これで2020年07月の第5週目が締まりましたので、ローソク足を「週足」にしてチャートを見てみます。週足はローソク足1本が1週間の値動きを示します。以下です。
週足では、07月第5週目は、これまでこれ以上はウォン高方向へ進ませないと頑張ってきたおよそ「1ドル=1,199.8ウォン」辺りにある抵抗線が破られた週だった、と見ることができそうです。ローソク足の実体線で下(ウォン高方向)に破られたのは大きいですね。
「もしかしたら『1ドル=1,158-1,159ウォン』(2019年末レベル)までウォン高が進行するのでは?」と思わされるようなローソク足です。
さらに、2020年07月がこれで締まっていますので、ローソク足1本が1カ月間の値動きを示す「月足」にしてチャートを見てみます。以下です。
月足で見ると、2018年から続いてきたウォン安進行にまた押し目ポイントができたようにも見えます。
このように、チャートの時間軸を変えるとさまざまな見方ができます。これはチャートを見る上での楽しみの一つですが、2020年08月はどのようなプライスアクションを見せてくれるでしょうか。
また随時記事を制作し状況をご紹介するようにいたします。
追記
2020年08月03日(月)の市場が開きました。10:16現在のドルウォンチャートの状況を以下の記事にまとめましたので本記事と併せてお読み頂ければ幸いです。
(柏ケミカル@dcp)