韓国の証券取引所で起こった「世にもアホらしい事態」の続きです。
KOSDAQ(韓国新興株式市場)に上場した韓国企業『Gamma Nu Inc』の株式がいったん上場廃止になり、その後裁判で「上場廃止じゃなかった」という判決が出たことは先にご紹介しました。
本日、2020年08月18日に、この株式の取引が再開されたのですが傑作なチャートになりました。
以下をご覧ください(チャートは『Investing.com』より引用)。
上場廃止前よりも高値がつき、終値はなんと「6,240ウォン」。上場廃止で整理するための売買猶予期間ラストの値が「408ウォン」でしたから、なんと「15.3倍」になったわけです。
整理期間で損切りした投資家はまさに「大損をこいた」わけで、これは訴訟になってもやむを得ないといえるでしょう(笑)。
さてこの訴訟がどうなるかにも要注目です。
韓国株式「上場廃止じゃありませんでした!」(笑)で訴訟。株価「6,000ウォン⇒400ウォン」の損をどうしてくれる!
韓国の証券取引所で世にもアホらしい事態が起こっております。いったん上場廃止を決定して、すでに実行されたにもかかわらず、今度は一転。「上場廃止はキャンセル!」となったのです。『GammaNuInc』の株価は墜落した!アンテナの製造を行う『Ga...
(柏ケミカル@dcp)