韓国株式市場の2020年08月第3週目が締まりました。韓国メディアでは「韓国株式市場に外国人が帰ってきた」と喜びの声を上げているのですが、これは07月の結果を受けてのこと。では、08月はどうなのかと確認しています。
「週足」(ローソク足1本が1週間の値動きを示します)で見るとKOSPI(韓国総合株価指数)のチャートは以下のようになります。
第3週の足だけ見ると陰線(下落するローソク足のこと)ですが、新型コロナウイルス騒動からの株価回復は順調に進んでいるように見えます。
ではこの第3週目の外国人投資家の売買動向はどうだったかといいますと、以下になります。
※08月17日は韓国株式市場が休場だったため08月14日-08月21日の集計である点に注意してください
外国人投資家は「7,039億ウォン」の売り越しです。
残念ながらこの週も「バイコリア(韓国買い)」ではなく、「セルコリア(韓国売り)」でした。
次週(08月24-28日)が事実上2020年08月の最終週(31日は月曜日で取引があります)。外国人投資家がどのような売買を行うのかに注目です。
(柏ケミカル@dcp)