アメリカ合衆国は中国へ半導体を渡さないことを狙っています。中国企業『ファーウェイ』(Huawei:華為技術)が制裁対象となり、2020年09月15日より、同社に半導体を出荷することができなくなります。
韓国企業『サムスン電子』『SKハイニックス』は『ファーウェイ』への半導体輸出を断念しました。
両社のうち、『SKハイニックス』は、以下のように特に中国に依存する度合いが高いため、業績が大きく悪化するものと見られます。
2020年上半期
総売上:15兆8,050億ウォン
中国企業への販売:6兆5,172億ウォン(41.2%)
先にご紹介したとおり、2020年04月『SKハイニックス』は中国の無錫に持つ半導体工場に投資を行ったばかりです。これがどうなるのかにも注目です。
【米中対立】韓国『SKハイニックス』の中国「半導体工場」は助からない
アメリカ合衆国が新世界秩序の一つ「ECRA」を施行したのは2018年ですので、自由主義世界の企業はその時点から「中国脱出」を考えていなければならなかったのですが、いまだに、しかも焦点となっている「半導体」において、中国にお金を突っ込んでいる...
韓国の輸出品目の主力である半導体がピンチです。韓国の輸出は半導体に13%も依存しているのです。
(吉田ハンチング@dcp)