『韓国水力原子力発電』がウクライナの「原発建設」参加を目論んでいる。台風で止まるのに

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「うわーっ」という話です。韓国の『韓国水力原子力発電株式会社』(KHNP:Korea Hydro & Nuclear Powerの略)がウクライナの新たな原子力発電所建設計画に参加することを狙っている、と報じられました。


↑ウクライナの国営企業『Energotom』公式サイトよりPHOTO(C)Energotom

2020年09月18日、『韓国水力原子力』は、ウクライナの国営企業Energotom』(原子力発電所の管理を担当する)とウクライナ西部のRivne州に新しく建設予定の原子力発電所に参加することについて協議したと発表しました。

以下に『BUSINESS KOREA』の記事から以下に引用します。

ウクライナは2035年までに7,000MWの新しい原子力発電所の建設を計画しており、『Energotom』は韓国型次世代原子炉「APR 1400」の採用に大きな関心を示したと伝えられています。

「APR 1400」は、アラブ首長国連邦(UAE)のバラカ原子力発電所で使用されてる原子炉です。

このバラカ原発は、韓国で最初の原子力発電所輸出です。この原子炉は、韓国の新古里3号機と6号機、新蔚珍1号機と4号機にも使用されています。

⇒参照・引用元:『BUSINESS KOREA』「KHNPがウクライナの原子力発電所プロジェクトを狙う」(原文・英語/筆者(バカ)意訳)

ウクライナ側の『Energoatom』のプレスリリースを探しました。確かに、韓国の『韓国水力原子力発電』の代表者グループとビデオ会議を行った、と記載されています。以下に一部を引用します。

ビデオ会議中に、両社の代表は『Energoatom』の有望なプロジェクトについて話し合いました。

まず第一に、ウクライナのNPPサイトでの新しい発電所の建設について話し合いました。

韓国側は、Rivne NPPでのAPR-1400原子炉を備えた発電ユニットの建設に関心を示しました。サイトの選択を正式化するための準備作業の一部はすでに完了しています。

⇒参照・引用元:『Energoatom』公式サイト「プレスリリース:Energoatomは韓国のKNNPと新しいパワープラントを構築する見通しについて話し合いました」(原文・ウクライナ語/筆者(バカ)意訳)

なんだかウクライナ側も前向きな姿勢となっている点に注目です(というか気がかりではないでしょうか)。ウクライナの皆さんは、韓国が台風が来たら止まるような原発を造る国であることをよく理解した上で協議した方がいいのではないでしょうか。

『韓国水力原子力発電株式会社』(略称:KEPCO)は『韓国電力公社』の子会社です。2001年04月に作られました。

「韓国の原発が13基も止まってるじゃないか」という件。稼働率わずか「45.8%」
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(柏ケミカル@dcp)

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