アメリカ合衆国、日本が「ファイザー製のワクチンを確保!」と報道が流れる中、韓国政府はイソップ童話に登場する「あのブドウは酸っぱい」みたいな態度を取ってきました。
しかし、さすがに韓国メディア・国民からの「韓国政府はナニやってんだ!」「韓国はワクチンが買えないの?」といった声に耐えかねたようです。
2020年11月29日、政府与党の『共に民主党』は「新型コロナウイルス用のワクチンを4,400万人分を確保する」と声明を出したとのこと。
韓国の人口は約5,200万人ですので、4,400万人分では足りないのですが、当初は保健福祉部長官が「3,000万人分を交渉中」などと言っていたので、それよりはマシになりました。
ちなみに、長官の「交渉中」話ですが、「どこと」など詳細が一切不明なため、「本当に交渉しているのかどうかも怪しい」という指摘もありました。ですので、今回の「4,400万人分」もふたを開けてみたら「中国製のワクチンだった」というオチもあり得ます。
それはひとまず置きますが、この「4,400万人分のワクチン」で「1.3兆ウォン」を見込んでおり、これは2021度予算に盛り込むとのこと。
また先にご紹介した、3兆6,000億ウォン規模の「第3次災害支援金」についても、急に政府与党が乗り気になったため、これも予算に入ります。つまり、
1.3兆ウォン + 3.6兆ウォン = 4.9兆ウォン
約5兆ウォン予算拡大です。よその国のことなので別にどうでもいいのですが、韓国の来期予算は膨らむ一方です。果たして破綻しないで済むでしょうか。
もちろん、誰かがお金を貸してくれる間は大丈夫ですが……。
(吉田ハンチング@dcp)