韓国「芸術家にも失業保険を出します」という話。雇用保険基金が枯渇しそうなのです

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韓国で失業手当(いわゆる失業保険)についての改正が行われました。2020年12月10日から、芸術家も失業給付の対象となるのです。月平均所得が50万ウォン約4万7,994円)以上の芸術家は雇用保険に加入でき、休職給付(失業手当)と出産前後給付を行うことになりました。

そのための法改正は2020年05月20日に国会を通過しています。

本件を報じた韓国メディア『亜州経済(日本語版)』の記事から一部を引用します。

(前略)
今回の改正案の実施で、芸術家7万人が雇用保険に加入できるというのが政府の説明だ。

ここで雇用保険適用を受ける芸術家とは、文化芸術創作・実演・技術支援などのために「芸術家福祉法」による文化芸術業務関連契約を締結し、自ら労務を提供する人をいう。
(後略)

⇒参照・引用元:『毎日経済』「10日から芸術家も失業手当の対象になる」

ちなみに、

芸術家の証明を受けていない新進芸術家経歴断絶芸術家も対象になる

とのこと。この雇用保険拡大には「雇用保険基金」が枯渇しそうという背景もあります。つまり、保険料を納付してくれる人を増やしたいわけです。さて、韓国政府の思惑どおりにいきますかどうか……。

(吉田ハンチング@dcp)

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