年末だというのに韓国政府はドタバタと動いています。コロナ拡散第3波が抑えられず、また急激に景気への懸念が高まっているためです。
先にご紹介したとおり、特に自営業者の生活が危うくなっております。そのため、韓国政府は、当初「2021年03月に支給」などと悠長なことを言っていた、災害支援金を前倒し、3倍に増額して支給することにしました。
対象者は580万人、総額は9兆3,000億ウォンとしています。
現金支給
自営業者:100~300万ウォン
フリーランスなど:50~100万
自営業者:100~300万ウォン
フリーランスなど:50~100万
また、経営が逼迫しているホテルなどの宿泊業、スキー場などの施設にも支援金を投じることにしました。
予算はどうするんだという話ですが、最初は「3兆+アルファ」という話だったので「3兆4,000億ウォン」は確保されています。これに2020年度の執行残額「6,000億ウォン」、基金「5,000億ウォン」、2021年度予算の予備費「4兆8,000億ウォン」で賄うとのこと。
2021年01月05日の閣議後、01月11日から支給を開始するとのこと。もう来年度予算の予備費が投入される事態となっています。
(吉田ハンチング@dcp)