韓国の文在寅大統領は「クリーンエネルギー政策」を推進しており、(よせばいいのに)「2050年までにカーボンニュートラルを実現する」と宣言してしまいした。
このカーボンニュートラル実現のための一環として、先にご紹介したとおり仁川沖に世界最大規模の風力発電団地を造ることになっています。(よせばいいのに)48兆5,000億ウォンを突っ込む予定です。
そもそも韓国のカーボンニュートラルに向けての計画が(よせばいいのに)無茶なものなのです。
産業通商資源部が発表した「第9次電力需給基本計画」によると以下のようになっています。
再生可能エネルギー発電施設(発電容量)
2020年:20.1GW
2022年:29.4GW
2030年:58.0GW
2034年:77.8GW
2020年:20.1GW
2022年:29.4GW
2030年:58.0GW
2034年:77.8GW
2020年時点では「20.1GW」しかないのに、2034年には「77.8GW」と、「13年間で57.7GW」ぶんの再生可能エネルギー発電施設を造らなければならないのです。
年平均「4.4GW」です。
これがどのくらい大変かというと、韓国の原発「新古里1号機」の発電容量がちょうど「1GW」ですから、同タイプの原発を毎年4基ずつ稼働させ、それを13年続けても足らないほどの電力量です(発電容量1.4GWの新古里3号機と同タイプなら毎年4基でお釣りがきます)。
これを、太陽光発電、風力発電などの再生可能エネルギー発電施設で実現するという計画なのです。
無茶苦茶もいいところですが、例えば風力発電施設は以下のような目標です。
風力発電施設
2030年:12GW
2030年:12GW
現在風力発電施設の発電容量は0.125GWしかありませんので、100倍にするといっているのです。
このような無茶苦茶な計画ださらこそ(よせばいいのに)「48兆5,000億ウォン突っ込んで8.2GW」などと言わなければならないのです。
今からでも「すみません」と謝って再考した方がいいのではないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)