米『ITC』が『サムスン電子』を特許侵害で調査する!と宣言

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ここのところ、アメリカ合衆国『ITC』(International Trade Commissionの略:国際貿易委員会)絡みの話が多いですが、また1件、韓国『サムスン電子』がターゲットになる案件が公表されました。

上掲は2021年03月02日、『ITC』が公開した文書です。

合衆国テキサス州オースティン『Evolved Wireless(イボルブ・ワイヤレス)』という会社が、

Samsung Electronics Co., Ltd.『サムスン電子』
Samsung Electronics America, Inc.『サムスン電子 アメリカ』
Motorola Mobility LLC of Chicago, IL.『モトローラ・モビリティ』

の3社のLTEデバイスが自社の特許を侵害しており、関税法337条に違反している訴えました。上掲文書は『ITC』がその調査を開始すること宣するものです。

関税法337条は、「合衆国企業、合衆国人の知的財産権を侵害した外国製品の輸入禁止」について定めた条項です。これに違反したと判定されると、合衆国に輸入できなくなります。

LTEデバイスですから、スマホ・タブレット・スマートウォッチなどが含まれます。『サムスン電子』のスマホは欧米市場では伸びていますので、ピンチです。

⇒参照・引用元:『ITC』公式サイト「USITC INSTITUTES SECTION 337 INVESTIGATION OF CERTAIN LTE-COMPLIANT CELLULAR COMMUNICATION DEVICES」

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