2021年05月11、12日と韓国株式市場で外国人投資家が大きく売りで動き、2日合計でほとんど5兆ウォン(約4,850億円)を売り越しました。
KOSPIが大きく下落したためもあり、韓国メディアでは「空売り」についての報道が出ました。
1年2カ月の全面禁止措置を経て、2021年05月03日から一部解禁となった「空売り」ですが、ここにきて空売り金額が大きくなっているのです。
12日の空売り金額はKOSPI+KOSDAQで「9,840億ウォン」に達しました。約1兆ウォンです。
以下のKOSPIでの空売り金額推移をご覧ください。
空売り金額
解禁初日(05月03日):8,299億ウォン
解禁初日(05月03日):8,299億ウォン
05月07日(金):3,978億ウォン
05月10日(月):4,544億ウォン
05月11日(火):6,893億ウォン
05月12日(水):8,159億ウォン
先にご紹介したとおり、空売りの主力は外国人投資家です。05月12日の空売り金額(KOSPI+KOSDAQ)の内、85%は外国人投資家の行ったものです。
個人投資家はしばらくぶりなので勘を取り戻すのに時間が掛かるかもしれません。しかし、このように空売り金額は盛り上がってきました。下落局面でも利益を出すことができるのが空売り。個人投資家も空売りに出ることが多くなるかもしれません。
(吉田ハンチング@dcp)