重要な追記
2021年07月27日、韓国メディアに「ファイザーワクチン:267万9,000Shot分」が28日仁川空港に到着するという報道が出ました。また、29日には「ヤンセンワクチン:10万1,000Shot分」が到着するとのこと。
<<以下元記事>>
韓国では感染の第4波が起こっており、経済の先行きに不透明感が出てきました。人の移動が制限されるなど、客商売をされている個人事業主が特に打撃を受けています。このまま感染拡大が収まらないと韓国経済にとって困ったことになりそうです。
問題は、「11月までに集団免疫を獲得する」という韓国政府の目標達成が危うくなってきたことです。
ワクチンの需給に問題が生じているのです。どうもワクチンの確保、接種の推進状況が韓国経済に大きな影響を及ぼしそうです。
2021年07月27日、韓国政府・金富謙(キムブギョム)首相は「最近モデルナ側が、生産に問題があり供給の日程調整が避けられないと通知してきた」と公表。
韓国政府は7~8月に製薬会社から3,654万5,000Shot分の供給を受けるとしていたのですが、07月25日0時現在で630万2,000Shot分しか入ってきていません。
モデルナ製:104万Shot分
ファイザー製:407万4,000Shot分
アストラゼネカ製:118万8,000Shot分
小計:630万2,000Shot分
ファイザー製:407万4,000Shot分
アストラゼネカ製:118万8,000Shot分
小計:630万2,000Shot分
韓国に残っているワクチンは2021年07月26日午前0時時点で、
108万2,500Shot分
とのこと。政府は55~59歳のワクチン接種について26日から予約を開始していますが、対象者は302万人で、残量では全く足りません。
金首相は27日の発表の場において「11月の集団免疫確保には支障がないよう接種計画を調整し、近いうちに計画を公表する」としましたが、注視する必要がありそうです。
(吉田ハンチング@dcp)