【中国の外貨準備】37億ドル減少。SDRの分配414億ドル

広告
おススメ記事

2021年09月07日、中国の『国家外貨管理局』から08月時点での外貨準備高が公表されました(以下)。

外汇储备……3兆2,321.13億ドル
(Foreign currency reserves)
対前月比:37.74億ドル減少

基金组织储备头寸……102.82億ドル
(IMF reserve position)
対前月比:0.39億ドル減少

特别提款权……529.14億ドル
(SDRs)
対前月比:414.68億ドル増加

黄金……1,136.89億ドル
(Gold)
対前月比:6.83億ドル減少

其他储备资产……-2.65億ドル
(Other reserve assets)
対前月比:1.56億ドル増加

計:3兆4,087.36ドル
対前月比:371.28億ドル増加

データ出典:『中国 国家外貨管理局』公式サイト

外汇储备は「37.74億ドル」の減少です。08月までの推移は以下のようになります。

SDRが「414.68億ドル」も増加していますが、これは韓国の外貨準備をご紹介する際に触れたとおり、『IMF』(International Monetary Fundの略:国際通貨基金)の分配が行われたからです(2021年08月23日)。

⇒参照・引用元:『IMF』公式サイト「IMF専務理事、6,500億ドルの特別引出権(SDR)配分の発効を発表」

現在、中国では外貨が足りなくなってきているといわれます。中国の外貨準備高の推移にも要注目です。

韓国の外貨準備が増えます、という話。『IMF』からSDRの分け前117億ドル
外貨準備高が増えるという、韓国にとってはいい話です。1997年の「アジア通貨危機」で大変な目に遭ったためか、韓国ではしばしば『IMF』(International Monetary Fundの略:国際通貨基金)は「死神」と呼称されますが、こ...

(吉田ハンチング@dcp)

広告
タイトルとURLをコピーしました