オバマ政権下の「22日」がこれまでの最長だったのですが、2018年12月22日に始まった連邦政府機関の一部閉鎖(government shutdown)がついに24日を超え歴代政権最長となりました。このおかげで01月11日には約80万人の職員が給与を受け取れない状態で、約38万人が一時休職、残りの人は無休で働いているとのことです(『ロイター』の報道による)。このままでは統計上失業率が上昇することにもつながるとの観測も出ています。
トランプ大統領は「連邦政府の閉鎖を解除し、その後で壁の建設予算について議論する」という案をきっぱり拒否しました。「メキシコ国境に壁を建設する」とした自身の選挙公約を守るべく態度を変えていません。民主党が折れるか、何か決定的な出来事でもない限りこの状況は変えられそうにありません。
(柏ケミカル@dcp)