中国ネット通販最大手『アリババ』が中国共産党当局から独禁法に違反したとして、「罰金:182億3,000万元」(約3,050億円)を科されました。
2020年末に「国家市場監督管理局」が同社を独占禁止法違反で調査すると発表したときほどではありませんが、それでも株価は大きく下落。(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
↑2020年12月24日の墜落。株主にとっては大痛手となるクリスマスプレゼントとなった(合衆国のNY市場)
↑『アリババ』の2021年04月09日の香港市場(「5分足」)
上掲のとおり、罰金の情報が出た04月09日は開場すぐからドーンと下落して戻りませんでした。「日足」で見ると以下のようになります。
『アリババ』は当局からにらまれているためか、株価は低迷を続けているのです。中国ではどのように成功したとしても大きくなればなるほど、当局から圧力が掛かります。ひどい話もあったものです。
(吉田ハンチング@dcp)