どうも統計データの整合性がとれないのですが、一応これも公式データなのでご紹介します。
2021年10月11日、『韓国銀行』から「資金循環統計」が公表されました。この資料の中の「Financial Balance Sheets」(金融部門貸借対照表)に以下の表組があります。
これは、金融部門の資産と負債についてまとめたものです。負債の部だけ切り出すと、以下のように大変なことになっています。
2021年第2四半期 韓国負債の部
家計負債:2,159.9兆ウォン(約203.0兆円)
企業負債:3,081.3兆ウォン(約289.6兆円)
政府負債:1,210.1兆ウォン(約113.8兆円)
小計:6,451.3兆ウォン(約606.4兆円)
家計負債:2,159.9兆ウォン(約203.0兆円)
企業負債:3,081.3兆ウォン(約289.6兆円)
政府負債:1,210.1兆ウォン(約113.8兆円)
小計:6,451.3兆ウォン(約606.4兆円)
これまでにご紹介してきた数字よりもはるかに大きな金額です。家計負債だけとってみても「1,805兆ウォン」(約169.8兆円)よりも「354兆ウォン」(約33.3兆円)も多いのです。
しかし、もしこの数字の方が正しいのであれば韓国の負債はより深刻ということになります。
韓国の家計負債がとうとう「1,800兆」を超えました
2021年08月24日、『韓国銀行』が「2021年第2四半期中の家計信用(暫定)」のデータを公表したのですが、これが大変によろしくない結果となっています。結論からいえば、あれほど警告されていたにもかかわらず、韓国の家計負債はさらに増え、つい...
(吉田ハンチング@dcp)