2020年01月30日(木)は韓国にとって受難の日となりました。
先に特報でもお伝えしたとおりウォン安が力強く進行しました。この記事を書いている30日23:30現在(日本時間)も「1ドル=1,190-1,191ウォン」辺りでの攻防が続いております。しかし、「これだけウォン安」が進行したということは……、そうなのです。韓国では「株安・通貨安」はペアですから、株式市場の動向を示すKOSPI(韓国総合株価指数)も以下のように大きな下落となっているのです(チャートは『Investing.com』より引用)。
旧正月の祝日があったため「新型コロナウイルス」の影響も最小限になるのでは……なんて観測もあったのですが、中国でのアウトブレイクは凄まじく、全世界的な感染拡散「パンデミック」と呼んでもよいような状況に近付いているため、「影響は最小限」という虫のいい話にはなりませんでした。
およそ「2,164」あたりに引けそうなサポートライン(支持線)はいともあっさりと破られ、終値は「2,148」に達してしまいました。もともと「引けそうな」といううっすらとした支持線ですから簡単に破られるのは仕方ありません。ともかく上記のとおり01月30日は韓国にとって株安・通貨安が大幅に進行する「厄日」でした。
問題はここで止まるか、です。
(柏ケミカル@dcp)
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