韓国・週末は「保守寄り vs 左派・進歩系」大集会。左派が旗色悪し「極右勢力を数的に圧倒しなければならない」

広告
おススメ記事

韓国では保守寄り勢力と左派・進歩系勢力の激突が激しくなり、週末ごとに集会が開催されています。


↑大田で開催されたSAVE KOREA集会。

2025年02月22日(土)、「尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の弾劾に反対する」という「SAVE KOEA」集会は大田で開催されました。

左派・進歩系の牙城である光州市で開催されたSAVE KOERA集会では3万人を超える人が参加したとされますが、この大田集会でも多くの人が参集しました。

15日(土)に光州市金南路で開催された集会には、主催者発表で10万人、警察発表で3万人が集まったとされています。

大田集会は午後3時時点で主催者発表では20万人、警察の非公式推計では1万7,000人とのこと。

保守寄りの集会はお年寄りが多いなどといわれてきましたが、若い世代が「このままでは韓国はダメになる」と押っ取り刀で駆けつけており、これが今回の特徴となっています。

韓国を代表する全国6大学――『ソウル大学』『延世大学』『高麗大学』『慶北大学』『釜山大学』『韓東大学』の学生代表が大田集会の壇上に立ち、「尹大統領の弾劾反対」をアピールしました。

ただし、各大学では「尹大統領弾劾賛成」派も詰めかけ、例えば『高麗大学』では校門を挟んで両派がアピールするという事態も発生しています。


↑2025年02月21日、『高麗大学』で弾劾反対派と賛成派が校門を挟んで対峙しているところ。

保守寄り勢力は――、

「詐欺弾劾を棄却せよ!」
「左派司法カルテルによる人民裁判、司法部の死」
「選管のサーバーを開示せよ!」
「STOP THE STEAL」

――といったスローガンを掲げ、一方の左派・進歩系は――、

「クーデター扇動勢力は退け!」
「消えろ」「尹錫悦罷免」
「学生抗争」
「韓国大学生進歩連合」(略称:大進連)
「李在明」

――などのスローガンを掲げています。


↑尹大統領弾劾推進派の皆さん。中には「何それ」というスローガンも散見されます。

ただし2030世代(20代・30代)の若者が目覚めた・保守寄りの政治姿勢になった――という意見には注意が必要です。

筆者などは非常に疑い深い人間ですが、これは若い世代がただただ「怒っている」のだ――という見方もできます。

Money1でもご紹介しているとおり、韓国は非常に不景気で、職がなく、若い世代が閉塞状態に追い込まれています(規模と深刻さは違いますが中国と同じです)。

「なぜ自分がこのよう目に遭うのか」と若者が怒って当然です。

そこに尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が「不正義」で罷免されそう――という情報が入れば、怒りに火が付くのもうなずけます。「尹大統領の弾劾反対」は「社会的な不正義を糺すこと」であり、「自分たちの閉塞状態」の解消と結びついています。

集まった皆さんの人数からいうと、弾劾反対派が押しているようです。

しかし、弾劾賛成陣営では「極右勢力を数的に圧倒しなければならない」と励んでいる模様。

問題なのは、韓国の「雰囲気司法」です。

現在、憲法裁判所で尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の弾劾訴追について、その妥当性が審理されていますが、弾劾反対が押している状況がどう影響するのか――。

●弾劾を認める(尹大統領を罷免)
⇒野党・『共に民主党』寄りの判決になるが、国民の反発が大きい。
(憲法裁判所が打ち壊されるなど暴動発生の可能性まである)
⇒韓国国内の政治的混乱がさらに激化する可能性がある。

弾劾を棄却する(尹大統領は職務復帰)
⇒弾劾反対デモの勢いが強まっている。
⇒棄却を認めると「雰囲気司法」を証明することになる。

さあどうなるのか?――です。

(吉田ハンチング@dcp)

広告
タイトルとURLをコピーしました