韓国最大野党『共に民主党』の党首・李在明(イ・ジェミョン)さんは、とにかくその場、その場で臨機応変に口からでまかせを述べる人です。
本人はガラをかわそうとしているつもりかもしれませんが、ロクなものではなく、だかこそ後になって「ウソつきやがったな」となります。
2025年02月18日、李在明(イ・ジェミョン)さんがとんでもないことを言い出しました。とあるYouTube番組に出演したのですが――、
「『共に民主党』は進歩(リベラル)ではない。実際には保守中道の立場にある」
また翌19日には、
「『共に民主党』はもともと成長を重視する保守中道政党だ」
――と述べました。「は?」と誰もが驚くでしょう。
『共に民主党』のどこが保守中道だというのでしょうか。『国民の力』を極右に設定すれば、『共に民主党』が等距離で中道に移動するというのでしょうか。浅はかな考えです。
これはもちろん――尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が罷免されればスグに次期大統領選挙に突入するので、支持を集めるために行っているのです。傑作なことに、この李在明(イ・ジェミョン)さんの突然の「右より姿勢」に対して、「右クリック」という言葉が登場しています。
「李在明(イ・ジェミョン)の右クリック」に対しては、『共に民主党』内、極左メディア『ハンギョレ』からも例えば以下のような反発の声が上がっています。
「『共に民主党』の基本方針である『社会経済的な格差・不平等の克服』と合致するのか?」
「労働尊重社会、税制の公平性といった民主党の理念に反していないか?」
「唐突で適切ではない」
『共に民主党』内で十分な議論もないまま、突然「『共に民主党』は中道保守政党」と規定したので、反発の声が出て当然でしょう。
すっかり大統領気取りの真正のポピュリスト
周囲から反発の声に李在明(イ・ジェミョン)さんは弁明を行っています。02月21日、党の最高委員会で以下のような発言をしているのです。
「国の運営を担う政党が、ただひたすら進歩、またはただひたすら保守でどうやって国政を遂行するのか」
「例えば国政を運営する際、安保・経済の分野は保守的な人材が保守的な政策を、社会・文化の分野は進歩的な人材が進歩的に執行すればよい」
「中道・保守の議論が活発だが、世の中には白と黒だけではなく、灰色もある」
「赤、青、黄もあり、虹色もある」
「保守か進歩(リベラル)かという二択なのか? 中道もある」
「中道にも一つの形だけがあるのではなく、保守的な中道もあれば、進歩的な中道もある」
「金大中(キム・デジュン)大統領や文在寅大統領も、我が党の立場を保守、または中道・保守と何度も言及していた」
「わが党は保守から進歩まで幅広いスペクトルを持つ政党であり、状況によって保守的な色合いが強まることもあれば、進歩的な色合いが強まることもある」
「ただひたすら進歩、またはただひたすら保守でどうやって国政を遂行するのか」という発言には、すっかり「帝王気取り」の態度が窺えますし、その時々で「でまかせ」を言って凌いできた自身の姿勢が如実に表れています。
要するに、李在明(イ・ジェミョン)さんに対する「真正のポピュリスト」という評価は間違っていないのです。
いい加減なオッサンだなあ――としか評しようがないのですが、北朝鮮の命令を有難がる人以外に、いったい誰がこのいい加減な政治屋を支持しているのでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)