恐らく韓国メディアでは「輸出が63.5%アップ!」などの惹句が踊るでしょうが赤字です。
2021年10月12日、韓国の関税庁から10月01~10日の輸出入のデータが公表されました。
以下をご覧ください。
↑Google Chromeの自動翻訳なので一部日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください/スクリーンショット2021年10月01~10日
輸出:151億6,700万ドル(約1兆7,186億円)
輸入:176億2,300万ドル(約1兆9,969億円)
貿易収支(輸出 – 輸入):-24億5,600万ドル(約-2,783億円)
輸出金額の「151億6,700万ドル」は対前年同期比で63.5%増加で、「それは良かったですね」なのですが……。
毎度のことながら、韓国にとっても最重要な「貿易のもうけ」を示す「貿易収支」は赤字です。しかも、前年同期の「2020年10月01~10日:-18億3,600万ドル」(約2,080億円)と比較して「-24億5,600万ドル」(約-2,783億円)ですから、赤字は拡大しています。
さらに、問題なのはここまでの貿易収支の累計です。
01月01日~10月10日「累計貿易収支」比較
2020年:248億400万ドル(約2兆8,105億円)
2021年:228億2,700万ドル(約2兆5,865億円)
19億7,700万ドル(約2,240億円)減少※データ引用元は同上
コロナ禍に見舞われた(韓国では現在も感染拡大は続いていますが)2020年よりも貿易収支は「19億7,700万ドル」(約2,240億円)減少しています。
輸出拡大を喜んでいる状況ではないように見えますが。
(吉田ハンチング@dcp)