やっと『韓国銀行』が動きます。
まず以下の2022年04月04日15:49現在の韓国債3年物のチャートをご覧ください(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
とうとう利回りが「2.8%」を突破しました。「2.841%」で締まって、コマ足になっていますが、一時は「2.903%」まで達しました。
「3.0%」に向かっています。利回りの上昇は、韓国債が売られており、市場で人気がないことを示しています。
先にご紹介したとおり、このまま利回りが急上昇を続けるのはまずいのです。
韓国の金融当局はナニをやっているのか、総裁が決まらない『韓国銀行』も、政権交代さなかの企画財政部も動けないのか――と書いたのですが、やっとこさ『韓国銀行』が腰を上げました。
2022年04月04日、『韓国銀行』が「国債単純買い取りの案内」を出しました(以下はプレスリリース)。
⇒参照:引用元:『韓国銀行』公式サイト「<国庫債券単純買取案内>」
本日2022年04月05日、『韓国銀行』が国債を2兆ウォン買います。
先に『日本銀行』が実施した「買いオペ」と同じで、利回りを下げる(上げない)ためです。
問題は「2兆ウォンで足りるのか」という点です。利回りが抑えられるかどうかにご注目ください。
(吉田ハンチング@dcp)