短信です。誠に申し訳ありません。
韓国の完成自動車メーカーは「勝ち組」と「負け組」に分かれるといわれます。別に筆者が言っているわけではありません。韓国メディアが時にそう書きます。
勝ち組は、『現代自動車』『起亜自動車』
負け組は、『韓国GM』『ルノーコリア』『双竜自動車』
です。負け組とされる3社の2021年の業績を見てみましょう。報道から営業利益の数字だけ引用すると以下のようになります。
2021年の営業利益
『韓国GM』:-3,760億ウォン
『ルノーコリア』:-80億6,000万ウォン
『双竜自動車』:-2,612億ウォン
『韓国GM』:-3,760億ウォン
『ルノーコリア』:-80億6,000万ウォン
『双竜自動車』:-2,612億ウォン
3社共に2021年も赤字となりました。『ルノーコリア』が一番マシで、赤字が他の2社と比較して二桁少なく済んでいます。
しかし、『ルノーコリア』の場合、2021年には輸出台数が対前年同期比で254%も増加し7万台に達したのに黒字転換することはできなかったのです。
この3社の黒転への道は非常に険しいと見られます。何度もご紹介しているとおり、韓国自動車産業は弱体化を続けています。勝ち組といわれる2社も決して安泰などではありません。
(吉田ハンチング@dcp)