韓国の経常収支が「170億ドル」激減。なんと40%も減少!

広告
おススメ記事

注目のデータが出ましたのでご紹介します。

2022年08月05日、『韓国銀行』から2022年06月の国際収支統計が出ました。経常収支がどうなったのか確認してみます。

2022年06月
貿易収支:35億9,390万ドル
サービス収支:-4億9,220万ドル
第1次所得収支:27億6,920万ドル
第2次所得収支:-2億6,110万ドル
経常収支(上記4つの合計):56億980万ドル

⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「ECOS」

通関ベースでは2022年06月の貿易収支は「-25億7,500万ドル」でしたが、国際収支統計では黒転し、「35億9,390万ドル」となりました。

これは予測どおりです。

サービス収支の赤字が以前よりも小さく済んでいること、また配当・利払いなどを計上する第1次所得収支が大きくなっているので助かっています。

サービス収支の赤字が抑えられている理由の一つは、国際間の人の移動がいまだ制限されているからです。例えば、日本へのビザなし渡航がOKになった場合、サービス収支の赤字を膨らませる原因となるでしょう。

単月黒字でセーフかもしれませんが、経常収支が対前年比で著しく縮小しているのが問題です。

以下をご覧ください。2021年と2022年の経常収支の推移です。

上掲のとおり、2022年はここまで2021年の実績を上回ったことがありません。

累計でどうなっているかといいますと……。

01~06月「経常収支」累計
2021年:417億5,580万ドル
2022年:247億8,290万ドル

2022年は対前年同期比で「-169億7,290万ドル

2022年は2021年と比較して約170億ドルも実入りが減ったのです。驚くなかれ「-40.6%」です。

韓国経済には急ブレーキがかかっているのです。

(吉田ハンチング@dcp)

広告
タイトルとURLをコピーしました