2022年10月27日、ロシアのプーチン大統領はバルダイ会議(Valdai Discussion Club)で演説を行い、「ウクライナに武器を提供する場合、韓国とロシアの関係が破綻する」と、韓国を名指しで脅しました。
これに対して、韓国の大統領室は反論をしています。
本題にいく前に、ご紹介したいのは第20代大統領室のホームページに「釈明」コーナー、「実際はこうです」が追加されたことです。
以下をご覧ください。
⇒参照・引用元:『韓国 第20代大統領室』公式サイト
最初はこんなコーナーはなかったのですが、メディア報道などで大統領室の意図(あるいは真実?)と異なったものが出るので「これは反論しなきゃ!」と思ったのでしょう、2022年10月11日以降に新設されました。
本題にいきます。
ウラジミール・プーチン大統領が「韓国がウクライナに武器を提供した場合、ロシア-韓国関係が破綻するだろう」と話したという報道に関連して、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の立場をお知らせします。
尹大統領は10.28.午前、出勤途中のぶら下がり会見で、プーチン・ロシア大統領の発言に関連して「殺傷兵器などを(ウクライナに)供給した事実がない」と明らかにしながら「しかし、あくまでも私たちの主権の問題」と話しました。
尹大統領は「私たちはウクライナに対して人道的・平和的支援を国際社会と連帯してきた」とし「ロシアを含む世界の全ての国と平和的で良い関係を維持しようと努力しているという事実は分かってほしい」と強調しました。
尹錫悦(ユン・ソギョル)政府はウクライナに殺傷兵器を直接支援したことはなく、このような政府方針に変わりはありません。
今後もウクライナの平和と安定を念願する国際社会の努力に参加し、人道的支援を続けていく予定です。
※『聯合ニュース』など、<プーチン「韓国、ウクライナに武器を提供する時、韓・ロシアの関係は破綻すること」> 記事に対する大統領室の説明です。
⇒参照・引用元:『韓国 第20代大統領室』公式サイト
プーチン大統領から「ウクライナに兵器を渡したらただはおかない」と脅されましたが、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は「ロシアを含めた世界各国と友好を進めていくつもりだ」と述べています。
懸念されるのは、韓国がポーランドに販売した武器がウクライナに渡ることではないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)