2022年11月02日、日本の麻生太郎『自民党』副総裁が訪韓。
尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領と面談を行いました。
以下は韓国の第20代大統領室が同日出したプレスリリースです。麻生さんに関する部分だけ和訳します。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。(前略)
尹大統領は、この日午後には日韓協力委員会長の資格で訪韓した麻生太郎元日本首相に会いました。(※日韓協力委員会は、両国国交正常化以後、民間次元の対話窓口が必要であるという認識により、1969年に設立された団体で、各界元老指導層の人員で構成されている)
尹大統領は、国交正常化以来長い間活動してきた日韓協力委員会の役割を評価し、両国関係の発展を図っていくために、民間交流の活性化に寄与してもらえるよう要請しました。
麻生元首相は、両国間の対話と協力が持続しなければならないとして、両国関係の早急な復元と発展に努め続けると述べた。
麻生さんがあくまでも民間団体「日韓協力委員会」の会長として訪韓した点を強調しています。
日本政府も、麻生さんは「岸田文雄首相の親書を持っていくわけではない」、あくまでも日韓協力委員会の会長という立場で行くのだ――と強調しています。
邪推かもしれませんが、このように日韓で平仄を合わせているのが興味深いところです。
麻生さんは「両国間の対話と協力が持続しなければならないとして、両国関係の早急な復元と発展に努め続ける」と述べたとのこと。
「いわゆる徴用工」問題を早く片付けたいと焦っているのか、とすら感じさせる日韓政府の態度ですが、拙速にして筋の通らない結果を導かないようにしていたたきたいものです。
追記
2022年11月03日、麻生さんと朴振(パク・ジン)外交部長官とのMTGが予定されています。こちらでも「いわゆる徴用工」問題での話があるかもしれません。
(吉田ハンチング@dcp)