逃亡中「韓国企業の前会長」が「李在明のことは話すので見逃してくれ」と検察に取引をもちかける

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野党に転落した韓国『共に民主党』の党首、李在明(イ・ジェミョン)さんですが、本丸というべき『SBW』(サンバンウル)社との癒着疑惑について検察が迫っています。

もともと『SBW』(サンバンウル)は、李在明(イ・ジェミョン)さんと怪しい関係だといわれていたのですが、北朝鮮への外貨不正搬入問題にも火がついて大事に発展しそうになっているのです。

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上掲の先記事でもご紹介した、社員に北朝鮮への外貨搬入を指示したとされる『SBW』(サンバンウル)のキム・ソンテ前会長は、国外に脱出して現在は韓国内にいません。

事実上の国外逃亡です。

キム・ソンテ前会長は検察の包囲網が狭まる中、2022年05月31日に東南アジアに向けて出国。以降6カ月近く経過しましたが現在もそのままです。

検察に「李在明のことは話すから見逃してくれ」

そのキム・ソンテ前会長が韓国の検察に取引をもちかけている、という報道が出ました。

以下に『中央日報』の記事から一部を引用してみます。

『SBW』(サンバンウル)グループの不正と李在明『共に民主党』代表関連弁護士費代納疑惑捜査中に海外に逃避したキム・ソンテ(54歳)前会長が最近検察に、

李代表と関連した陳述をするから『SBW』(サンバンウル)の不正は見逃してほしい」という趣旨の交渉を試みたことが把握された。

しかし、検察は「交渉は不可」とし、すべての疑惑を厳正に捜査する立場だという。
(後略)

⇒参照・引用元:『中央日報』「【独占】逃亡者キム・ソンテ会長『サンバンウルを見逃してください』」

李在明(イ・ジェミョン)さん関連の証言をするので『SBW』(サンバンウル)は見逃してほしい、という交渉を試みたのですが、検察にきっぱり断られたというのです。

李在明危うし!」です。

検察がきっぱり断ったのには理由があります。韓国には「いわゆる司法取引」という制度が存在しないのです。

日本の場合には、2018年07月20日に東京地検特捜部が『三菱日立パワーシステムズ(MHPS)』に関する不正競争防止法違反(外国公務員に対する贈賄)の事件で、捜査協力をした見返りとして、3人に対して不起訴処分を下しています。これが日本版「司法取引」適用事例の第1号とされています。

また、同記事によると検察側は以下のように述べているとのこと。

(前略)
しかし、検察はこのような「ディール(Deal)」は受けられないという立場だ。

ある検察幹部は「昔なら金前会長の提案を受け入れ、適度に「Win-Win」として、速やかに捜査を終える捜査があり得たかもしれないが、今は目が多すぎて絶対不可能だ」とし「原則どおり全ての疑惑に対して厳正に捜査するしかない」と話した。
(後略)

⇒参照・引用元:『中央日報』「【独占】逃亡者キム・ソンテ会長『サンバンウルを見逃してください』」

適度に「Win-Win」ってなんだ、と思わずにはいられませんが、現在では人目が多すぎてそんな取引はできない――とのこと。

このように記事になってもいますので、検察はもう取引などできないでしょう。

『SBW』(サンバンウル)前会長のキムさんは諦めて潔く韓国に戻った方がいいのではないでしょうか。

繰り返しますが、いよいよ李在明危うし!です。

(吉田ハンチング@dcp)

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