本日07月29日(月)、「韓国株式市場で半導体関連株が上がるなんて、投資家は楽観的過ぎはしないのか」という記事を上げたとたん、韓国株式市場で大きな下落がありました。ちなみに当該記事は07月26日(金)までの市場動向についてのものでした。
日本の株式市場も下げたので、よその国のことをあげつらうのもナニなのですが、まず韓国株式市場動向を示す代表的な指数(INDEX)「KOSPI」を見てみましょう(チャートは『Bloomberg』より引用)。
次に、韓国の中小企業・ベンチャー企業が上場している「KOSDAQ」を見てみましょう(引用元は同上)。
このように、KOSPIでは「マイナス1.76%」、KOSDAQでは「マイナス4.00%」を記録しました。株式を取り引きされない方はピンとこないかもしれませんが、マイナス1.76%も大きいですが、マイナス4.00%というと自分がその株式を持っていたなら青くなるほどの大幅下落です。
ホワイトリスト除外が発表される08月02日には!?
しかし本番はこれからなのです。
現在日本政府は、輸出対象しての韓国をホワイトリストから除外しようとしています。その決定は08月02日(金)だと目されていますが、もしこの発表が市場が開いている時間にあったら、韓国の株式市場は大暴落に見舞われる可能性があります。要注目、そして要注意です。
追記
結果が出ました。08月01日におけるアメリカ合衆国トランプ大統領の「対中国制裁関税発動」発言によって、韓国どころか合衆国(08月01日)、日本、中国の株式市場も総崩れ。そのため韓国株式市場の下落は目立たなくなりましたが、KOSPIは2000を割り込んでひけました。詳細については、以下のページを参照してください。
⇒『Money1』「08月02日(金)韓国株式市場の結果! KOSPI『2000』を割り込む!」
https://money1.jp/?p=9587
(柏ケミカル@dcp)