韓国「それいけ預金だ!」46兆も増えた。

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2022年12月13日、『韓国銀行』から通貨流動性のデータが出ました。非常に興味深い点がありますので、ご紹介します。

まず、「M1」の推移です。以下をご覧ください。

インフレ対策で流動性を絞らなければならないので、当然といえば当然ですが2022年06月の「1,375.6兆ウォン」をピークに直近の「10月:1,294.7兆ウォン」まで下落しました。

金融当局がお金の供給を絞っていることが分かります。

興味深いのは、積立性預金の推移です。Money1でもご紹介しましたが、金利が上昇局面にあるので、韓国の皆さんが預金金利の急騰を狙って銀行の預金にお金を移動させています。

直近10月、預金への集中が数字に現れました。以下をご覧ください(『韓国銀行』の公表データから2年未満の定期性預金を切り出してグラフ化)。

⇒データ出典:『韓国銀行』公式サイト「2022年10月の通貨流動性」

「2022年09月:1,455兆ウォン」から「10月:1,501兆ウォン」まで、なんと1カ月で「45.9兆ウォン」も増えました(笑)。

金利が急騰したので「それいけ!」で皆さん預金に移動したのです。

日本のゲンナリする預金金利を見ていると、韓国の銀行の預金金利はうらやましい限りですが、どっこい複合経済危機です。

(吉田ハンチング@dcp)

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