韓国『SKハイニックス』業績急落！予想超え「1.7兆」の赤字「通期の純利益-75％」

2023年02月01日、『SKハイニックス』の2022年第4四半期の業績が公開されました。結論からいうと、予想を超える悪い結果です。

以下をご覧ください。

2022年第4四半期
総売上：7兆6,985億7,100万ウォン（-37.8％）
営業利益：-1,兆7,011億7,700万ウォン（赤字転換）
当期純利益：-3兆5,235億3,500万ウォン（赤字転換）

2022年通期
総売上： 44兆6,481億800万ウォン（3.8％）
営業利益：7兆66億1,400万ウォン（-43.5％）
当期純利益：2兆4,388億6,700万ウォン（-74.6％）

※（ ）内は対前年同期比の増減

⇒『韓国金融監督院 公示システムDART』公式サイト

2022年第4四半期の営業利益は「1兆ウォンの赤字」というのが、コンセンサスでしたが、その1.7倍、「-1,兆7,011億7,700万ウォン」という結果になりました。

当期純利益に至っては「-3兆5,235億3,500万ウォン」と3兆超えの赤字です。

第4四半期は予定どおり大きく業績が凹みました。これによって、2022年通期は対前年同期比で、

となっています。

営業利益は半減とはいかないまでも約44％減少、純利益は約75％減りました。急落です。

先にご紹介したとおり『サムスン電子』も半導体事業はかろうじて黒字になった程度です。

韓国の半導体産業を支える『サムスン電子』『SKハイニックス』の業績は、2022年第4四半期に急下落しました。2023年第1四半期の1カ月が終わりましたが、復調の兆しはまだありません。

（柏ケミカル＠ｄｃｐ）