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韓国「K-バッテリー強国」の奇妙な貿易収支赤字。2023年は現在「-7億ドル」

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韓国は「K-バッテリー」と号して車載用二次電池に注力しています。バッテリー強国だそうです。

しかし、興味深いデータがあるのです。車載用二次電池の輸出と輸入の差、すなわち貿易収支(輸出 – 輸入)を出してみると、意外なことが分かります。

2023年第1四半期に貿易収支が赤字転落したのです。つまり、車載用二次電池を輸入する金額の方が輸出より多いのです。以下をご覧ください。


↑2023年は01~05月の累計です

上掲のように直近5年間を見ると、2019年の「34.29億ドル」から減少し、2023年は(01~05月の累計ながら)「-7.16億ドル」に転落しています。

輸入超過です。つまり、車載用二次電池の輸出よりも輸入の方が大きくなっているのです。「韓国はバッテリー強国だったんじゃないのか」と思われるかもしれません。

なぜこんなこうなるかというと――『LGエネルギーソリューション』『SKオン』など有力企業が海外進出し、外国でバッテリーを製造しているからです。外国から輸入し、これを組み込んで電気自動車にして輸出しますが、バッテリーだけ見ると輸出よりも輸入の方が大きくなっているのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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