小ネタかもしれませんが、韓国の皆さんも最大野党『共に民主党』のウソにだまされる人ばかりではない――という話です。
日本の福島処理水の放出問題をテコにして、なんとか支持を拡大し、尹錫悦(ユン・ソギョル)政権に傷をつけたいと必死になっている『共に民主党』と李在明(イ・ジェミョン)党首。
ウソばかり言っているため、『朝鮮日報』からはついに「怪談政党になった」という記事が出るほどですが、いまだに「福島汚染水」というウソにしがみついています。
2023年06月22日、李在明(イ・ジェミョン)さんは江原道江陵市にある注文津(チュムンジン)水産市場※に遊説しました。
※日本の朝鮮併合時代、1936年に形成された水産市場で「イカ」が名物です。
「水産市場の皆さんはこのように怒っているぞ」とアピールするためです。取材陣を引き連れ、勇んで出掛けたのですが……。
李在明(イ・ジェミョン)党首が市場入口に着くと、支持者2、30人が李在明(イ・ジェミョン)さんの名前を呼び、「汚染水(原文ママ)放出反対」と気勢を上げました。
ここまではよかったのです。
ところが、市場に足を踏み入れると、(仕込みではない)60代の女性がまず李在明(イ・ジェミョン)さんに話しかけたのは「私たちの廃棄物からどうにかしてください」でした。
そらきた!とばかりに李在明(イ・ジェミョン)さんが「汚染水廃棄物?」と聞いたのですが、女性が言ったのは、現在注文津邑 の香湖里近辺に進められている「廃棄物処理施設」建設のことでした。
水産市場の皆さんは口々に「廃棄物は反対」「廃棄物を入れないでほしい」「廃棄物の埋立地になってしまう」と陳情。
福島のことよりも廃棄物処理施設反対を第一に訴える始末。
李在明(イ・ジェミョン)さんは心底がっかりしたでしょう。大笑いな結末です。
一応――その後に、現地の福祉会館を訪れ、水産・観光業関係者と懇談会を行い、その席上「日本の汚染水投棄問題でさまざまなストレスがあるが、廃棄物処理施設の問題で住民が不安がっている」とし、「地域の主要懸案事項なので、道党委員長と中央党も妥当な事業かどうか確認したい」と述べ、体裁を繕いました。
デマゴーグにだまされる人ばかりではない(あるいは李在明の流布するデマにあ無関心)――という一幕でした。
どっとはらい。
(吉田ハンチング@dcp)