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韓国「取り付け騒ぎ」鎮火に「6兆」拠出

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取り付け騒ぎが起こるかもしれないという『セマウル金庫』ですが、銀行圏から資金を注入することになりました。

Money1でも先にご紹介したとおり、80人近い預金者が並ぶ支店もあるほどで、この騒ぎが大きくなると資金流出が巨額になって『セマウル金庫』が危なくなるかもしれません。

金融機関は血液に当たるお金を供給するための心臓ですから、ここに不安があると困ります。

2023年07月06日、韓国の企画財政部は預金保護の声明を出しましたが、これでも危ないと判断。07月09日、「拡大マクロ経済金融懸案懇談会」を開催。


↑07月06日に企画財政部が出した声明。Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください/スクリーンショット

『セマウル金庫』が5,000万ウォン以下の預金はもちろん、特定の支店の健全性に懸念がある場合には、資産と負債を優良支店に移転し、5,000万ウォン超の預金も全額保障されると説明しました。

また、「汎政府セマウル金庫実務支援団」を発足して対応策を運営する方針としました。

「火消し」です。

さらに、11日、5大市中銀行と国策銀行『産業銀行』などは『セマウル金庫』と買い戻し条件債券買い取り契約を締結した――と明らかになりました。

これによって『セマウル金庫』に最大で6兆ウォンの資金を入れるつもりです。

5大銀行とは『国民銀行』『新韓銀行』『ハナ銀行』『ウリィ銀行』『農協銀行』です。

火消しに必死なわけですが、これらの努力によって「資金流出は小さくなってきた」と報じられています。ただ、健全性の問題がある支店もあるので、統合などの調整作業は避けられないものと見られています。

(吉田ハンチング@dcp)

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