「リブラ」発行困難に ザッカーバーグCEO公聴会でたじたじ

10月23日、Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOはアメリカ合衆国下院金融委員会の公聴会に出席し、暗号資産「リブラ」の安全性について訴えました。先のG20ではリブラについて懸念が表明されており、この公聴会においてもさながらつるし上げのようなやり取りが散見されました。

ザッカバーグCEOは発行への意思を示しましたが、マネーロンダリングに使用されるのではないかという疑念を払拭できたわけではなく、Facebookの政治的な立ち位置に対する厳しい意見もあり、しばしばザッカーバーグCEOは守勢を余儀なくされました。

また「合衆国政府の承認がなければリブラは発行しない。もしリブラ・アソシエーションが承認なく発行するならFacebookはアソシエーションから脱退する」と明言したため、リブラの先行きは難しいものとなりました。

先にお伝えしたとおり、リブラはFacebookのものではなく、あくまでも「リブラ・アソシエーション」の管理・運営するものなのですが、当初の28社のうち、MASTERVISAe-BayPayPalなどの有力企業がすでに脱退しています。

Facebookが頑張り続けても、合衆国当局が発行を承認する可能性は薄く、もしFacebookが手を引くことになれば、リブラの計画は頓挫することになるでしょう。

(柏ケミカル@dcp)

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