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韓国・文在寅さんの本屋が大盛況。半年で8万冊を売る! ホントに左翼のアジト化していないか?

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韓国大統領を退任した後、韓国慶尚南道梁山市に隠居した文在寅さんは、本屋『平山書店』を2023年03月26日に開店しました。

韓国メディア『毎日経済』などは、この本屋開店について「過去の運動圏出身者が学校周辺に本屋を出してそこをアジトにしたように、親文派の求心点になることが濃厚だ」と皮肉ったものでした。

韓国の皆さんからすれば「586世代の人だなあ」という感想を持つような話だったわけです。

586世代というのは、1980年代の学生運動に関わった1960年代生まれで、現在50歳代の人を指す言葉。もともと「386世代」だったのですが、時間が経過し「486世代」「586世代」と呼称が変化してきました。簡単にいえば「運動圏上がりの皆さん」です。韓国は、初代李承晩(イ・スンマン)大統領、高度成長の原点となった朴正煕(パク・チョンヒ)大統領時代と「反共」が貫かれたので、マルクスや共産主義幻想にかぶれる人が日本などよりはるかに遅れました。その後遺症が今も続いているのです。

開店から半年がたってどうなったかというと……。

『平山書店』には約17万人(17万7,959人)が訪問し、これまでに約8万冊(8万3,360冊)を販売したとのこと。

データは『平山書店』公開による。

文在寅さんにとってはホクホクな業績でしょう。

これなら『平山書店』に便乗するパン屋さんが出てきもおかしくはありません(以下の先記事を参照してください)。

文在寅の『平山書店』に便乗するパン屋が勝手に開店予定!
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『平山書店』の推薦図書は、

『本読む人、文在寅の読書ノート』
『文在寅の慰め』
『父の解放日誌』
『文在寅の運命』
『空と風と星と人間』
『ワンカット韓国史』
『私の青瓦台日記』
etc.

などで、文在寅著の本も入れて「586世代だなあ」というラインアップとなっています。

以前にご紹介したことがありますが、上掲の中で『運命』は文在寅さんの書いたものですが、これがまあ驚くほどつまらない本です。面白いのは「盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領のときに首席民情秘書官を務めたが、給料がびっくりするほど安くて貯金が減った」という点ぐらいです。

文在寅「給料安いなぁ」
日曜日ですので、小ネタを一つ。前大統領の文在寅さんには、自身の半生を描いた『運命』という著作があります。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の時代に民情首席秘書を務めたこと、盧武鉉(ノ・ムヒョン)さんの自死によって政治家に転身したこと……などが書かれ...

ちなみに、2023年09~10月と売れ行きランキング1位は、あの曹国(チョ・グク)さんの『テミスの涙』だったそうです。

テミスというのは正義を司る女神で、以下のような天秤を持った姿で表現されるのを見たことがあるのではないでしょうか。

この本はエッセイ集ですが、簡単にいえば検察政治といわれる尹錫悦(ユン・ソギョル)政権を批判したものです(だからタイトルが『正義の女神の涙』になっている)。同時に、裁判にかけられた自分をナルシスティックに描いており、「うわあ腐れ左翼人だ」と唸らされます。


↑本屋に並んだ曹国(チョ・グク)さんの『テミスの涙』(2014年に執筆したものを現在の視点で再編集したもの)。2023年08月30日発売で初週ランキング1位。『Chosun Biz』の報道によると購入者のうち50代が39.4%とのこと。どうですか、このナルシスティックなカバー写真は!

何度もいいますが、この人は家族ぐるみで息子のカンニングを行った人なのです。そんな倫理観の欠如した人物であるにもかかわらず、文在寅政権下では(一瞬だけですが)法務部長官だったのです。

任命する文在寅もおかしいですし、引き受ける曹国(チョ・グク)もおかしいです。

ともかく、『平山書店』では来る11月09日14:00~『テミスの涙』作者サイン会を開催するとのこと。

『毎日経済』が皮肉ったとおり、運動圏にシンパシーを抱く人たちのアジトと化してきていないでしょうか?

(吉田ハンチング@dcp)

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