旅行収支が真っ赤なので、こういうこともするのでしょう。
中国共産党の英語版御用新聞『Global Times』が臆面もなく、面白い記事を出しています。以下に一部を引用してみます。
中国は外国人の利便性を高め、国際的な人材交流を加速させるための措置を講じた。
最新の動きとして、中国大使館と領事館は月曜日から12月31日まで観光ビザ料金を一時的に75%とする。
日本、韓国、マレーシア、タイ、メキシコ、アゼルバイジャン、ベトナム、バーレーン、キルギス、カンボジア、フィジー、カザフスタン、フィリピンなど、多くの中国大使館がすでにビザ料金の引き下げを公式に発表している。
(後略)⇒参照・引用元:『Global Times』「China adopts measures to promote recovery of inbound tourism」
年末に向かって書き入れ時なので、「ビサ手数料を減額」し、これによって訪中観光客を増やそうというのです。記事のタイトルが「中国、インバウンド観光回復促進策を採択」となっていますので、ブラックジョークではなく本気です。
駐日中国大使館も2023年12月08日に以下のような「ビザ手数料減額のお知らせ」を出しています。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください/スクリーンショット⇒参照・引用元:『駐日中国大使館』公式サイト「ビザ手数料減額のお知らせ」
呆れるほかありません。ビザの手数料がたとえタダになっても、何の理由もなく拘禁されるような国には誰も行きません。中国共産党は自分が他の国から好かれていると本気で思っているのでしょうか。
誰かが「あんたのこと嫌いです」「世界中がお前のことを嫌い」とはっきり言うべきです。
どういう根拠で「日本、韓国、マレーシア、タイ、メキシコ、アゼルバイジャン、ベトナム、バーレーン、キルギス、カンボジア、フィジー、カザフスタン、フィリピン」と並べられているのでしょうか。「ホントはオレのことを好きなんだろう?」なのでしょうか。
日本人もなめられたものです。
(吉田ハンチング@dcp)