2024年02月13日、韓国の雇用労働部が興味深いデータを公表しました。
「’24.01月 雇用行政統計で見る労働市場動向結果」というものですが、この中に、新規に「求職給付(失業給付)」を申請した人数のデータがあります。
これがドンと増加しました。以下をご覧ください。
2023年12月には、新規の申請者は9.3万人だったのですが、これが2024年01月には約2.2倍となる「20.2万人」に増加しました。
韓国でも求職給付(失業給付)は、失職者が次の職に付くまでのつなぎの給付として、政府から一定額を支給されるものです。その新規申請がこのように増加したというのは、韓国で失業者が大幅に増加したことを示します。
もともと01月は、期末の12月が終わって雇用調整が行われ、その結果職を失うことが多い月です。しかしながら、2023年01月と比較しても「7.4%」も増えています。
何を意味しているかはいうまでもありません。韓国は不景気なのです。
(吉田ハンチング@dcp)