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「中国で社会に対する復讐事件が頻発している」という指摘。

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二進も三進もいかなくなった庶民が自暴自棄で凶行に走ってしまう――そんな事件が頻発するような社会は、とても「まとも」とはいえません。

中国のことです。

中国では「社会に対する復讐」と見られる事件が中国で多発している――という指摘が、他ならぬ中国内で出ています。

2024年04月14日、江西省福州市で無茶苦茶な交通事故が起こりました。以下がその動画とされていますが、赤信号で停止してた車列に、走行車線を逆走した自動車が猛スピードで真正面から突っ込みました。

加害車両が1台目の車両に衝突した後、二つの車両が上空に舞い上がって2台目の車両をひっくり返し、さらに3台目の車両に衝突しています。映画のシーンではなく現実です。

福州市公安局交通警察分隊の公表によれば、4台の車が衝突する事故が発生し、11人が死亡、5人が負傷。事故を起こした運転手を拘束し、事故の調査が進行している――となっています。本当に事故を起こしたドライバーが生存しているとしたら、動機をつきとめなければなりません。

逆走、真正面からの衝突、猛スピード、ブレーキを踏んでいるように見えない――ので故意であり、そうなら意図的な殺人事件に他なりません。

これだけではないのです。中国ネット上の情報を拾ってみると以下のような事故が出てきます。

03月19日、官製メディアによると「北京市東城区で黒塗りの車が歩行者に突っ込み、1人が死亡、10人以上が負傷」。

03月23日、福建省漳州市でオフロード車が暴走。当局の公表によると3人が負傷。

03月29日、江西省贛州市新豊県で車が複数人をはね、運転手は逃走したとの報道。

04月04日、江西省南昌市西湖区で、無差別に人を狙ったと見られる交通事故が発生。横断歩道を渡っていた歩行者にぶつかって転倒させるなどの被害を与えました。当局の発表によれば、4人が病院に搬送され、うち1人が重症。

04月08日、江西省南昌市東湖区で、バスが多くの歩行者と衝突する交通事故が発生。3人が即死、7人が負傷。

いくらなんでも無茶苦茶です。

仮にこれらの事故が「社会に対する無差別な報復」事件だとすれば、もはや中国には「社会不安が醸成されている」としかいえません。安寧な生活が営めるような社会ではないのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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