「あんたはさっきから誠意と言っている。(中略)誠意って何かね」という名ゼリフがあります。
もとは俳優・菅原文太さんがドラマ『北の国から』※の中で言ったことですが、ダウンタンの松本人志さんが口にするので、ドラマを見ていなくても知っている人がいらっしゃるでしょう。
※正確には「北の国から ’92巣立ち」で登場するセリフ。
「キミはさっきから誠意、誠意と言っている。誠意ってナニかね?」が松本さんバージョンです。
韓国は、日本に対してしきりに「誠意を見せろ、誠意を見せろ」と言い募ります。この場合の「誠意」は「お金」(技術の無償供与etcも)を意味します。
現在でも「ヤ」のつく反社会的なご商売の方が「誠意を見せろ」と市民にすごむことがありますが、この場合も「お金」ですね。韓国のやっていることは、日本に対する「ゆすり」「たかり」となんら変わりません。
先にご紹介した、在日朝鮮人三世である(日本に帰化されました)金田正二先生の言葉をあらためて以下に引きましょう。
(前略)
日本では『私利・私欲を離れて、正直に熱心に事にあたる心。まごころ。「誠意のこもった贈り物」「誠意を示す」「誠心誠意」』(デジタル大辞泉より)、という意味で「誠意」という言葉が用いられます。それに対して南朝鮮ではどうかと言うと、向こうのwikiから「성의(誠意)」についてチョット引用を。・誠意:정성스러운 뜻이라는 의미를 지니고 있으며 보통 “성의를 보이시오!”라고 하면 뇌물,촌지 등을 의미하는 경우가 많다.・誠意:丁寧な応対という意味を持つが、一般に「誠意を見せてください!」と言うときには、賄賂や寸志などを意味する場合が多い。
日本でもあらぬ人たちが「誠意を見せろや、ゴラァ!」と言いますが、実はアレ、私たち発祥の言葉。何せ、元々「誠意」は金を要求するときの言葉として使われていたのです。
ですから、2011年の外交部の「誠意」発言も日本に対して「金を出せ」という意味です。
ですが、安倍首相の「誠意」は金品を要求したものではない。ですが、南朝鮮人は金品要求に聞こえる。だから「10億円返金」論争が高まってしまうのです。
(後略)
最近、「大朝鮮」と揶揄されるようになってきた中国も「誠意」と言っています。
中国共産党の英語版御用新聞『Global Times』に面白いタイトルの記事が出ているのです。
US urged to show real sincerity to improve China ties after Blinken’s visit
ブリンケン訪中後、米国は中国との関係改善に真の誠意を示すよう促される
アメリカ合衆国のブリンケン国務長官は訪中後、WHOの総会に台湾をオーブザーバーとして参加させるべきだ――という声明を出しましたが、中国はこれに強く反発。
御用新聞を使って「誠意を示せ」と書きました。
毎度おなじみですが、卑怯なことに御用学者の意見として記事を出しています。以下に記事の最後の部分を引用します。
(前略)
合衆国は意図的に中国を中傷し、歪曲することをやめるべきだとアナリストは言う。合衆国が約束を守り、米中関係の改善に真の誠意を示すことが不可欠である、と彼らは言った。
⇒参照・引用元:『Global Times』「US urged to show real sincerity to improve China ties after Blinken’s visit」
「real sincerity」が「真の誠意」と訳せます。韓国メディアが好きなフレーズですれば、「真正性の誠意」といったところでしょうか。
上掲の「中国が要求する誠意」は小中国=韓国のいう誠意と同じで、「お金」と解することができるでしょうか。
できます。習近平総書記からはじまって、李強首相、商務部、外交部、外交部の王毅部長(外相に相当)、海関総署にいたるまで、「中国に投資しろ」と連呼し続けています。
要するに「お金をくれ」ですから、中国のいう誠意は「お金出せ」と解釈することが可能です。
大朝鮮=中国が言っていることは、小中国=韓国とほぼ同じになってきました。
(吉田ハンチング@dcp)