中国の応急管理局が2024年上半期の自然災害による被害総額(直接被害のみ)を「931.6億元(約2兆円)」と総括しました。
しつこく言いますが、この金額も上半期のみのもの。すでに07月で下半期に入っていますが、中国の自然災害は特に緩和されたわけではありません。そもそも、中国の中央気象台が公表する天気予報図が壮絶なものになっています。
例えば、以下は2024年07月16~17日降雨量予測です(20時~20時の24時間)。
ご注目いただきたいのは、凡例が日本では見たこともない記載だという点です。
大雨
暴雨
大暴雨
特大暴雨
暴雨
大暴雨
特大暴雨
という色分けになっています。降水中心地に降水量予測何ミリかが記載されていますが、中には「300ミリ」という箇所もあります。。
気温もシャレになりません。以下をご覧ください。
37~40度のエリアが南部、西部に広がり、中には40度超えのエリアも広がっています。
中国の自然災害は収まったわけではありません。大雨、暑い地域でまた被害が広がるのです。
(吉田ハンチング@dcp)