韓国企画財政部の提言「ラーメンと海苔とK-POP」が実現しようとしています。
韓国メディア『朝鮮日報』が面白い記事を出しています。「K-ラーメン」がインド市場の攻略に乗り出している――というのです。
実際、韓国のインドへのラーメン輸出は大きく増加しています。2019年には「370万ドル」だったのですが、これが2023年には「1,128万ドル」まで成長しました。
約3倍にまで拡大したわけです。
このようにラーメンの輸出が急増したのは、実際にインドでラーメン消費が急拡大しているからです。『WINA』(World Instant Noodles Associationの略:「世界インスタントラーメン協会」)のデータによれば、2023年のインドのインスタントラーメン需要は「86.8億食」で世界第3位。
⇒参照・引用元:『WINA』公式サイト「世界のインスタントラーメン総需要一覧表」
上掲のとおり、2022年から需要は11億食も増加しています。
これほど需要が拡大している国は他にありませんので、韓国にとってはチャンスというわけです。
同紙の記事から、一部を以下に引用してみます。
国内のラーメン企業が一年で87億個近くのラーメンを消費するインド市場攻略を加速している。
いわゆるKラーメンが中国、アメリカ、日本、ヨーロッパなどに進出したのに続き、未開拓市場であるインドを誘惑するために出たのだ。
インドはグローバル企業のネスレなどが市場を掌握しているが、KラーメンはK-POP、Kドラマなど韓流を背負ってニッチ市場を攻略している。
「いわゆるK-ラーメン」が傑作で、そんな言い回しをするのは韓国だけでしょう。
また、K-ラーメンというのは「韓流を背負っている」そうです。
韓国は、ありもしない「超格差技術」に期待するよりは、「ラーメンと海苔とK-POP」に注力した方がまだ夢を見られるのではないでしょうか。
ただし、この3つはどれも日本人由来であることを理解しておくべきです。
(吉田ハンチング@dcp)