強い安値進行を見せている韓国通貨「ウォン」。現在2020年02月20日23:58(日本時間)ですが、アメリカ時間が始まったこの辺で、20日のここまでの値動きをまとめておきます。ドルウォンチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用)。
「1ドル=1,205ウォン」を突破するという強力な安値進行を続けてきましたが、一時「1ドル=1,207ウォン」(!)を超えたものの、そこから下(ウォン高方向)へ戻し、現在は「1ドル=1,205-1,206ウォンを巡る攻防になっています。
ローソク足1本が1分間の値動きを示す「1分足」で、ここまでの動きを見てみましょう。
非常に強いウォン安トレンドですが、ご覧のとおりさすがに上昇力が弱まっており、プライスアクション的には「上がらなきゃ下がる」という形になりつつあります。
もちろんアメリカ時間初動の段階ですから、これからいかようにも動くでしょうが、以下のドルの強さを示すDXY指数(ドル指数)を見てください。
ご覧のとおり、上ヒゲが出ており上昇が抑えられてきています。これに合せて人民元(オフショア・CNH)も足踏み状態となっており、「上がらなきゃ下がる」と下(通貨高方向)へ底値を試しにいくかもしれません。
とりあえず締まるまでは分かりませんが、現在はこういった停滞の時間となっています。
また動きがありましたら、随時記事を制作し状況をご紹介するようにいたします(次の記事は20日が締まった段階になるかもしれません)。
追記その02
2020年02月21日(金)夕刻、ウォン安がさらに進み、ついに一時「1ドル=1,213ウォン」にまで達しました。以下の記事にまとめましたので併せてお読みくださいませ。
追記
長い戦いの1日でしたが、ようやく2020年02月20日(木)が締まりましたので以下の記事を制作いたしました。アメリカ時間に、一時「1,208ウォン」に達するという非常にウォン安圧力の強い日で、下げ(ウォン高方向へ)の動きは限定的でした(それだけウォン売り・ドル買いが強かった)。本記事の続きになりますので、もしよろしければ以下の記事も併せて読んでいただけると幸いです。
(柏ケミカル@dcp)