『韓国銀行』2025年のGDP成長率予測をさらに下方修正! 「1.6~1.7%になるぞ」

広告
おススメ記事

2025年は、韓国にとっては厳しい年になりそうです。

2025年01月16日、『韓国銀行』の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は、基準金利を3.00%に据え置くことを公表した後、定例の「通貨政策方向に関する記者会見」を開催。


↑2025年01月16日に『韓国銀行』か公表した「経済状況評価(2025.01月)」。国内経済については「政治的不確実性の増大などによる心理悪化の影響で、消費や建設投資を中心に、2024年・2025年ともに以前の予測経路を下回る見込み」と書かれています。

記者会見で李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は、韓国経済の見通しが良くないことを正直に以下のように語りました。

「今年の実質国内総生産(GDP)の成長率が、従来の1.9%から1.6~1.7%に下方修正される可能性がある

「昨年12月の非常戒厳事態により引き起こされた政治的不確実性とそれに伴う経済心理の萎縮の影響で、今年の成長率は消費など内需を中心に約0.2%ポイント低下すると推定される」

先日、2025年のGDP成長率予測を「1.9%」に下げたばかりですが、さらに0.2%ポイントほど下げる可能性があり、「1.6~1.7%」になるかも……というのです。

また、2024年第4四半期のGDP成長率について、当初予測を大きく下回る――と明らかにしました。

「(2024年第4四半期の成長率について)昨年12月初旬に発生した予期せぬ戒厳事態の影響や、済州航空旅客機事故による経済心理の大幅な悪化、内需の縮小により、昨年11月時点の予測を大きく下回った可能性がある」

「第4四半期の成長率が当初予測の0.5%を大きく下回り0.2%またはそれを若干下回る可能性があると判断した

「昨年の年間成長率も、以前の予測値である2.2%を下回り、2.0~2.1%になると予想される」としました。

非常戒厳の宣布、また『済州航空』のインシデントと大きな予測不可能な事態があったので消費が縮小、2024年第4四半期のGDP成長率は「0.2%程度」になる――としました。当初予測は「0.5%」でしたので、これは痛すぎる失速です。

第4四半期が急失速したので、2024年通期のGDP成長率も予測を下回り「2.0~2.1%」になる――とのこと。

「韓国の経済成長率」は下方修正を繰り返しています。

(吉田ハンチング@dcp)

広告
タイトルとURLをコピーしました