2025年02月07日、日本の『日本自動車輸入組合』が2025年01月のメーカー別新規登録台数を公表しました。
2025年新年初月の結果です。
2022年に日本市場に再上陸した韓国の『現代自動車』、また1年遅れで参入した中国の『BYD』売れ具合を確認してみましょう。
以下をご覧ください。
2025年01月
『現代自動車』:41台(57.7%)
⇒シェア:0.18%『BYD』:53台(24.4%)
⇒シェア:0.23%※( )内は対前年同期比
⇒参照・引用元:『日本自動車輸入組合』公式サイト「輸入車新規登録台数(速報) 発表資料」
『現代自動車』は2025年01月はわずか41台です。
ご注目いただきたいのは、対前年同期比で「57.5%」となっている点です。つまり、2024年01月から42.5%も減少しました。
『現代自動車』が日本で販売しているのは、
電気自動車
KONA(コナ)
IONIQ5(アイオニック5)
INSTER(インスター)
水素自動車(燃料電池車)
NEXO(ネッソ)
の基本5種(IONIQ5N、KONA N Line、KONA Mauna Loaのバリエーションあり)で、この中にはインスターが新たに加わっています。
この「インスター」はMoney1でも何度もご紹介したことのある、あの「キャスパー」の日本版です。
日本では軽自動車が人気というので、小型のSUV「キャスパー」が投入されました。しかし、キャスパーは韓国の「軽」に分類されますが、日本規格の「軽自動車」には当たりません。
日本名インスターも軽自動車ではなく、これを外したら、もはや『現代自動車』が日本市場に投入して勝算がある車種はありません。
2025年02月07日、現在、『現代自動車』はインスターの「先着300名さま限定」で「インスター特別5年ヘルスケア」というキャンペーンを行っています。これがどのような成果を上げるのか要注目です。
『BYD』は大失速!
2025年01月は中国の電気自動車メーカー『BYD』が大失速しました。
上掲のとおり、わずか「53台」です。
『現代自動車』より売れています(輸入して新規登録されています)が、ご注目いただきたいのは、同じく「対前年同期」の割合です。たったの「24.4%」です。
つまり、2024年01月から「75.6%」も減少したのです。
世界で売れていると誇っていますが、日本では大墜落です。
(吉田ハンチング@dcp)