「そんなことは数年前から分かっていたよね?」です。
2025年02月07日、『西江大学』経済学部のチョン·ヒョンベ教授は「経済学共同学術大会産業研究院特別セッション」で、このままでは韓国の経済成長率は「0%」にまで減少すると警鐘を慣らしました。
出落ちで恐縮ですが、以下をご覧ください。(よせばいいのに)日本と比較していますが、韓国は日本とデッドクロスして、「日本に負ける」ことになるのです。
元データは『KDI』(韓国経済研究院)から引いていますが、先にご紹介したとおり、韓国の潜在成長率は下落を続けいますが、当然のことながら経済成長率(ここではGDP成長率)は下落を続けて、2031~2040年には「1.3%」まで下がります。
筆者はもっと下がると見ますが、2041~2050年には「0.7%」まで低下する――となっています。
チョン・ヒョンベ教授、そして『KDI』がこう予測するのは、人口の急減が予測よりもはるかに経済成長の低下を招く――と「読む」からです。
チョン教授は「このままいけば2030年から労働力投入の成長寄与度がマイナスになる(生産年齢人口が減少していく)ので、経済成長率は生産性がいかに成長するかに依存することになる」※と述べています。
チョン教授の指摘は正鵠を射ています。
結論はいつも同じです。
もう何だっていいますが、韓国の夏は終わったのです。すでに短い秋に入っています。後は「冬にいつまで耐えられるのか?」――です。
※同じこと述べたリポートが『韓国銀行』から出ています。Money1では以下の先記事でご紹介しました。
https://money1.jp/archives/142066
(吉田ハンチング@dcp)