韓国売り【外国人投資家が9.7兆!売り越し】前回のドボン騒動時12.5兆に次ぐ歴代2位

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韓国株式市場において、外国人投資家によるセルコリア(韓国売り)が進行しています。

韓国取引所によると、2025年04月01~25日の期間で外国人投資家はKOSPIで「9兆7,938億ウォン」を売り越しました。

04月はまだ営業日が残っていますが、この時点ですでに月間売り越し金額として、歴代2位です。

KOSPIにおける外国人投資家の売り越し記録歴代1位は、2020年03月に記録した「12兆5,550億ウォン」。

この2020年03月は、例の「ドル枯渇危機」で韓国もドボン寸前になったときです。

『FRB』(Federal Reserve Boardの略:連邦準備制度理事会)が緊急で用意してくれたスワップライン(韓国での呼称は「通貨スワップ」)で助かりました。

通貨スワップで延命するのを「ドボン騒動」というなら、この2020年03月も間違いなくドボン騒動の一つに数えられます。1997年のアジア通貨危機、2008~2009年の韓国痛快危機、そして2020年のドル枯渇危機というわけです。

奇しくも11年ごとにドボン騒動を起こしているわけで、次は2031年ということになります。

――それはともかく、韓国株式市場で売り越しが大きくなるということは、ウォン売りドル買いが増加します。つまりウォン安も進行します。実際、2020年03月もウォン安が進行し(月足で高値「1ドル=1,292.93ウォン」)、現在は「1ドル=1,437.36ウォン」まできています。

外国人投資家の株式売却が増加していますので、KOSPI時価総額に占める「外国人投資家の保有比率」も低下の一途です。

韓国取引所のデータによると、2025年04月24日時点で31.5%まで低下しています。まだ30%を切っていないので、そこまで驚くほどではありませんが、まあ韓国売りが進行しているのは確かです。

(吉田ハンチング@dcp)

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